昨年の年末から今年の正月にかけて食べたいだけ食べ、飲みたいだけワインを飲んでいたらプクプクと太り始め;;気がついたら体重が66kgを超え!?(ちなみに身長は170cm)体脂肪も23%になっていました・・・
それならコレをきっかけに日頃、一部の患者さん方の訴えである
「食べてないのに痩せないんです~」とか。。。
「夜食べると太るんです~」など・・・
果ては「水しか飲んでないのに太るんです~」;;;
(゚Д゚)ハァ!? だったら光合成でも出来るんですか!?
それならNASAがすぐに研究対象に確保へ向かいますよ!!
以上のような日々の不摂生や堕落は棚に上げて正当化する言い分を論破するため!2月22日から断酒と食事制限に取り組むことにしました。
懇意にしている薬院の高木先生が以前からHPで公開しているとおり、体重は単なる足し算と引き算であるという意見に私も大いに賛成なので、
食事制限といっても今流行の糖質や炭水化物カットなどではなく、普段食べている食事量をただ抑える単純なモノで行うことにしました。
想定値としては基礎代謝量+200kcalぐらいが妥当だろうと考え一日の食事を1700kcal(私の場合)以内にし、その範囲内であれば何を食べてもOK!という自分ルールのもと取り組み始めました。
その代わり口にするモノは全てカロリーを正確に弾き出し(逆にカロリーが分からないものは口にしない)、1日に食べる量は1700kcal前後に必ず抑えることに努めました。いわゆるRecording Dietというやつですね。
食事量を抑えるからといって特別ダイエット食に切り替えた訳ではありません。
普段通りサンドイッチを食べ、米も毎日炊いて食べ、少ないながらもスイーツもほぼ毎日楽しんでいました。
食事制限を始めて最初の5日間はやはりキツかったです;;
台所の周りをウロウロして食べようか、いやいや;;ダメダメと自分に言い聞かせる悶々とした日々を過ごしました。
しかし断食時でもそうでしたが5日目を過ぎるとストンと空腹感が消え、お腹のゴロゴロも鳴らず1ヶ月を経つ頃にはほぼ普段通りの状態になっていました。
体重の変化としては最初の1ヶ月で6kg落ちて体重が60kg前後になりました。そこから噂に聞いていた停滞期の始まりです。
食事量は常に1700kcalのままだったのですが、2週間近く体重は60kgから変わりません。
しかし3週目を過ぎた頃からまた徐々に少しずつ体重が落ち始め、2ヶ月目を過ぎた頃には体重は2kg落ちて58kg前後になりました。
そして2ヶ月目を過ぎた頃から思いもよらない症状が出始めました。
そう、便秘と頻尿です。
私は本来便秘とは縁のない人間でしたが食事制限を始め2ヶ月を過ぎた頃から、ひどい時は4~5日に一回しか便通がない日が続きました。
しかも出たとしてもコロコロの兎状便でした。。。
またそれに追随してトイレが近くなり1日に7回以上はざらになり、ひどい時は1時間に1回の割合でトイレに駆け込みました;;ホント大人用紙オムツでも必要かと思いましたよ。。。
頻尿の理由を始めは脂肪が落ちた分、水分を溜められないので直で膀胱にいくから!?などと推測しましたが、食事制限をやめ普段通りの食事に戻すと体重や体脂肪はそのままなのに明らかに頻尿&便秘も改善ました!
やはり長期間の食事制限による免疫力低下が、軽い膀胱炎症状を引き起こしていたのではと今は考えます。
追記:偶然にも食事制限を始めた時同じくして公私ともに忙しくなり、疲れが抜けず免疫力低下を招いたのも一因だと思います。
それらの症状と付き合いながら食事制限も3ヶ月を過ぎる頃には体重はさらに1.5kgくらい落ちて56.5kgになりました。
当初の目標である10kg減をほぼクリアーし便秘や頻尿が続くのもイヤだったので;;そろそろ潮時と考え5月29日をもって今回の食事制限を終了することにしました。
今回の食事制限を踏まえて教訓としては
1.設定カロリーとしては基礎代謝量+200kcalぐらいが妥当。基礎代謝以下の食事制限は体調を崩すリスクが高いと思われるため。
2.口にするモノは全てカロリーを正確に出し、逆にカロリーが分からないものは口にしない。
3.食事制限だからといってガラッと普段の食事を変えずに、普段通りの食事量を全体的に抑える方が違和感なく空腹感も少ないと思われる。
4.勝負は最初の5日~一週間。そこを超えたら身体が少ない食事量に適応し空腹感での苦しさはほぼ解消される。
5.続ける期間としては長くて2ヶ月が妥当。効率としても2ヶ月以降は体重の落ち方が省エネモードになるため多くを望めないし、何より便秘や頻尿など思いもよらない症状に悩まされるため;;
以上。皆様の何かしらの参考になれば幸いです。